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アカデミー論7

いよいよ第53回キッズテニスカップ 千葉白子大会まであと2週間となりました。
フロリダ遠征がないのでオマケのように急に企画されたものですが、エントリーもおかげさまで増え続け、今年で一番集まる大会となるかもしれませんね。
そして宿泊も予想に反し、さらに白子町のホテル全部の予想にも反し、この3連休全部満室。もちろん硬式テニスの大会ばかりではありませんが、大変盛り上がる週末となりそうです。
いろいろな情報の更新もありますので出場する方は要チェック!。

さてアカデミー論も7回目。とにかく、今までありがたくもたくさんのテニス人生相談を受けることがあるのですが、その半数が「進路」です。中2、中3ですね。
何度も書いているように、本当に世界のプロ(賞金で飯が食えるという意味の)を目指すために他の皆と違う道を行こうとすることはこと「普通」が好きな日本の中では異例のことであり、家族全部が相当な覚悟がいることです。…そうです。素晴らしい才能があっても家族の理解がなくて潰れていった選手もたくさんいます。
その中、我々のテニスアカデミーに参加したり、公認大会と呼ばれるものを目指さなかったりするのは異例であり、皆さんにお勧めするものではありません。

中にはインターハイを目指して、そして ITF にも出れますよ、などと勧誘する学校もあるようですが、我々はそんな無責任なことはしません。学校テニスを目指すのなら学校のテニス部に入ればいいんです。アカデミーに来る必要はありません。
小中学生でも同じ、関東とか、全国とかを目指すのならそれなりのクラブでそういった指導を受けましょう。
皆と同じことをして、世界の100人に入れるはずがありませんので。

お問い合わせも多数いただきますが、それじゃあ相当のレベルではないと入れないのか?… というと、本気で世界を目指すジュニアであることが前提で、レベルに関しては要相談。つまりは日々練習できるスタッフ体制かどうかの我々の問題ですね。数字を含め。
理想としてはスタッフを充実させ、様々なレベルの選手が競い合えるようなアカデミーができれば良いと思うし、テニスを通じて18歳まで本気で戦うことを覚え、プロになれなくとも何か自分の人生の道を切り開いて欲しいと思います。
そして、中には学校テニスに馴染めずに中退してしまったり、悩んでいたりする子もいると思いますので、そんな子供たちの面倒を見るようなことにもなるやも…。

ま、単に競技力ということで考えると、正直小さな頃から勝利を積み重ねてきた選手がそのまま強くなることが多いのですが、実はそうでない場合も数多くあります。

可能性は無限大

子供達… 、白子にはこの言葉がお似合いですね。

もう直ぐアカデミー費用も発表になり、正式に募集も始まりますのでお楽しみに。

 



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