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鎖国

  

昨日の kids-tennis.com 医龍会のお知らせは、継続している医療関係向け後援会に名義後援が追加された形での強化継続ということです。

僕たちテニスコーチが名義を出しても世の中中々うまく動きませんが、人類の生きる限り存在する貴重なお仕事をされている方々の連携で新たな道を造ろうと思いますので、どうぞ読者の皆さん、あるいはお知り合いの皆さんへの紹介もよろしくお願いいたします。

前書いた様に今年でこの活動も10年。宣言した10年です。

このままノーメインスポンサーでは活動を維持できるはずも無く、潔く来年から活動を止め、僕がしっかり働いて溜まった請求を整理する覚悟もできていますよ。

まあこれが最後の頑張りでしょうからやってみるしかありません。どうぞ皆さん御協力よろしくお願いいたしますね。

さて今日もオーストラリアネタから。

tour 13 の要項のページには出しましたが、この国には持ち込み制限がとても厳しい。
それは数日前のTVのカエル騒動で外来種が異常繁殖し、既存種が絶滅… 生態系崩壊… などと心配されている様に古代からあまりに遠く離れた大陸であった為の独自な生態系発達に原因はあるようです。

つまり、現在の生態系を守ろうと規制しているわけですね。ま、人間の方は皆さんご存知の様に積極的に外国人を受け入れる国で、色々混ざってますけどね。

ま、日本でも鎖国時代などは人間に外国文化や舶来品が悪影響を与えると思われていたわけでしょうが、それが解けて確かに日本文化は随分衰退したことは事実。和服なんて着てあるいている人なんて居ないし、何百万人もラケット振ってボールを打っている人がいるくらいですから。

暮らしは豊かになったか… というと正直どうかな… と思いますが、「医学」「科学」などは無論良くなったんでしょう。

しかし確実にいえることはその明治政府の狙い通りすべてにおいて国際競争力は強くなった。軍事だけでなく。

話は随分飛んでテニスに行くわけですが、グランドスラムも皆さんライブで見るし、道具は世界の一流バリバリ、雑誌などは外国選手ばかり、と随分外国に慣れ親しんでいる様に見える日本…。

しかし本当にグローバルな視点で強化などできているのかなあ… 。

民間には「¥」を稼ぎにくる外国人コーチも増えましたが、協会の強化にはいつまでたっても世界の一流コーチははいらないし、ボブさんもお金が無くなったらさっさと辞めてしまうし、選手もコーチも親もいつまでたっても全日本ジュニアが一番と思っているし、遠征しないし、英語は喋れないし… 。どこかで今自分達が「ここちよい」日本テニス環境を守ろうと鎖国しているような気もします。口じゃあ何とでも言ってるけどさ。

世界へ行く… そして世界を受け入れる… ということはその「ここちよさ」の生態系がグシャグシャになるほどのことかもしれませんが、それをしないとテニスの国際競争力は上がらないですよね。

 



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