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第3次

懐かしいまだブレイク前の圭。さてさて誰がこの後とんでもないことになると想像したでしょうね。
日本のテニスブームを最初に作ったのは先の天皇の恋。第2次テニスブームはマッケンロー、ボルグ、コーナーズなどの外国カリスマによる。… そして第3次テニスブームと誰も言いませんが(もしかしたら誰かがどこかで書いた?… 何せ雑誌もネットもあまり見ない私)、これを作ったのは間違い無く錦織圭です。

彼は島根県松江で育ち、盛田さんの援助でアメリカに渡り、慣れない外国で苦労しながら頑張ってあそこまで到達しました。
よく語られますが、もしも圭がアメリカに行くことにビビリ、全国中学生大会やインターハイを目指して日本国内にいたら、今のようになっていたでしょうか?…。
もちろんそれは誰しも分かることですが、大きな夢を語りながら、現実には目の前の大会、試合、地域のライバル、目の前のポイント、などに執着し、インスタントにポイントが取れるよう、ミスの少ない、あるいは相手にミスさせる戦略ばかり教える親、コーチが近年多いことは悲しいです。

第2次テニスブームの時に頑張っていたジュニアたち、まあ松岡修造君などの時代かな。その時にはもっともっとすごい個性的で攻撃的な選手が多かったし、「全日本」に固執する人も少なく、海外(当時はアメリカばかり)に行く人も多かった。地域協会、九州や北信越なんか、その地域の有望選手のために遠征組んでましたから。

なおみちゃんも電撃的に爆発し、今はせっかくの日本テニス全盛期とも呼べる時期でしょう。このジュニアの中から圭に続く選手が出るように何とかしたいですね。
その為にもキッズテニスカップ や遠征を充実させ、次世代にエネルギーを伝えていきたいと思います。

さて色々と伝達事項。
まず第48回キッズテニスカップ 山梨。
4月の日程が延期され、最初の延期日程が6月6日からとなっていますが、この開催にあたってはもう少しお待ちください。やりたいのは山々ですが、会場の都合もあり、もう少々お時間をいただきたく思っております。
万が一この6月に開催できない場合には9月に。そしてこの6月6日からはテニスが待ち遠しい子供たちのために代わりに練習会を行う予定です。よろしく。

そして昨年始まった岐阜大会。これは同じように10月に行うとすると第51回大会となるわけですが、今年10月に会場であるメモリアルセンターで大きな行事があり、何と8月27日からだったら開催できる、ということになってしまいました。つまり、もしも開催できると51回大会が順番を跳び抜かして早く開催されるということ。
しかしもちろん8月の時点で日本がどうなっているかどうか誰も分かりませんので、とりあえずは要項を発表し、準備を整えて東海地区の元気な子供達の熱戦を楽しめるように祈ります。… 熱い… というか本当に暑そうですけどね。

tour 53 ヨーロッパ遠征
下の地図のように今日の時点でついに多くの国々のテニスが解禁になり、喜びの声が上がっています。我々の訪問予定のクロアチアやスロベニアもバッチリです。
自粛自粛の悶々とした中で過ごしているジュニアテニス諸君。そして保護者の方々。今この時期は… と思う方もいらっしゃるでしょうが、そういった方々は何時どんな時も何かしらの言い訳を考えて行動しない方々ではありませんか?。
家にいても自粛しても何をしてもリスクはリスク。どこにでもそんなものはあります。
「今」を逃して悔いを残さないようにしてくださいね。

 



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